僕たちに罪はないよね/viraj
 
共感というのは自己拡張に過ぎず、ある種の欺瞞だ。



私は、独特の嗅覚があって、人の偽善などを鋭く嗅ぎ取ってしまう。



寂しさや適当な穴埋めのために君を求めてるんじゃない。



君がいなくてはどうしもいけないんだ。



君は運命はどうしようもない。僕たちは離れる運命だというんだね。



そうかもしれないが、そのような一貫性が果たして愛にあるだろうか。



愛は、あらゆる限界がないんだよ。無限なんだ。



少しでも恐怖があったらそれは愛とは呼べないんだよ。



愛ってのはそれ自体が純粋な理由であり、それを除いてどんな理由もないんだから。



だから、僕達二人が、どんなに社会的に隔たっていても、僕達に罪はないよね
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