エゴ・エリス? あの方が 私に口づけしてくださったらよいのに/PAULA0125
々たる光 その燦めきが 私の硝子(びーだま)を砕く
耳を覆う温もり その偽りに 太鼓(つつみ)は破け
この舌は その名麗しく
果て(のど)まで叫び 喉は裂け
それでもその唇は 罪に汚れる事のない無花果
おお神よ あなたは言った 「悪を避けて暮らせ」
悪無き世界に 飽くなき憧れを抱く
それすらも罪だと 吊るし上げられ
そのように愛が 仕向けたとは 認めはせぬ
吁々 愛しきお前 その唇が 七色に光るなら
何故この硝子=びーだま}に映る虹は かくも美しいのか
この世にお前より 愛するものなどない
この世にお前ほど 愛せるものなどない
しかしてお前は 私を愛
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