ジュビリー/ミナト 螢
 
暗い部屋にひとり布団を被り
お気に入りの音楽で旅をする
誰にも邪魔されたくはない
絶対零度の孤独を抱えた
瞳からこぼれるのは星ですか
強がりなジュビリー
空はいつも枕の隣にある
濡れたらきっと輝くから
君は泣いた方が良いよ
青い瞼が愛に破れても
破片を集めて背中を冷やす
ひとりきりだと分かる
その身体が燃えるように
最後はボリュームを上げた
さよならって言葉が美しい
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