Stay Free/ホロウ・シカエルボク
意図なんかないよ、彼らは生きている以上にその尊厳を守られなければならない、あまりある未来を奪われた場合なんかには余計さ
いったい死ぬまでに何本の缶コーヒーを飲むのだろうと思いながらマスクをずらして飲み干した、別になくて困るものじゃない、けれどそんなもののほうがもしかしたら、習慣としては定着しやすいのかもしれないな、些細なことにはリズムが生まれやすいからね、考えないという理由のみで
見慣れた街を歩いていても、ふとした拍子にそれが、まるで知らない街のように思えるときがある、それはずっと錯覚だと考えていた、でももしかしたらそこには明確な原因があって、こちらがそれを理解出来ていないのではないかと考える
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)