厨房に立つ(改題しました)/山人
コロナの影響で家業はさっぱりだったが、昨日は久々に朝から厨房に立った。昔から来ていただいている県内客の四名様。この人たちは少人数でやってきては、楽な場所で楽に山菜を採りたいと色々と突っ込みを入れてくるのだが、要は入山料を払わず採りたいという扱いにくい常連さんだ。
この方々は私より年配で、それぞれがなにかの会社を経営されている方々のようである。製造業種のようで今のこのご時世にはさほど影響はないと言っていた。
二〇〇〇円のメニューなので、手打ちそばと山菜の天ぷらをメインにあと五品ほど何かを作ろうと考えていた。取りあえず前日、生ウドがなかったので、職場の現場から抜いてくる。このウドでウドのマヨ&
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