プロンプター/
はだいろ
「自分を否定している自分」を肯定している
友達はもういない
ときどき、夢の中で会うだけ
目が覚めると
どこか知らない星で知らない自分を
生きているつもりになる
入院した父親から
さみしいのか電話が来た
プロンプターを読むように話す
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