昼の星の夢/水宮うみ
 
光速で飛ぶのを止めた星の粒

小説のなかへ帰っていった夢

ひかりが眠たそうにうとうとしている

あの人と何度もおなじ窓で会う

あなたとの日々を回した錯視図形

ふるさとの星へときみが合図する

あの夢のように言葉が吹いている


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