きっと きっと《やぶれるこころ 改訂》/秋葉竹
わかれのよかんをかんじたら
おんなはすばやくはんのうし
あたしをどおしてきらうのと
きっとつめよることもする
うそだ
うそです
うそだといってと
きらわれてもいい
すがりつく
しょせんはこのよのつねでしょう
すきやきらいやほれるのはれるの
しつれんをしてなくよるもある
きえたくなってしまうよるさえ
もういいんだとすべてをすてても
さいごはちゃんとあさをむかえた
わたしはこれから
てんぽただしく
りょうてをおおきくふりながら
げんきげんきにあるくのです
もうわすれたわとうそもつきます
くだらぬことでもわらいます
みらいはもうすぐくるはずですから
げんきげんきにいきるのです
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