風に舞う夢/秋葉竹
 

恋愛をもうやめたのねきみひとり《幸せ》になれていいねと風吹く


愁あるおんなの仕草が試される《詩》を書く涙のわけとは無縁の


泣かないで強い大人になるんだろ、わかっちゃいるけど止まらない《夢》

 
ずいぶんと昔の《犬》を忘れずに想い出すのは添い寝した冬


風に舞うキラキラ光る《糸》をみた手の届かない君を想った
 
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