アケボノフウロの妖精/
丘白月
足もとにも見える春の形
桜が散っても淋しがらないで
涙落ちたらその先に咲く
足もとで見上げてる妖精
かかとに舞う花びらたち
春の桃色は心臓の色
妖精まで届く激しい鼓動
花の風呂敷で包んで
悲しい気持ちをさらっていく
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