命の形として 〜あるものがあるとは〜/二宮和樹
漕ぎだした宇宙は
私の在り方を変え
自由という奔放なる滋養を得るよすがとなるだろう
基本的には愛という形で最善を尽くすのだが
将来を見た因果を
良き形で携え帰っていくだろう
その祈りは発したものに対し大いなる気持ちを抱かせ
理解を社会に対して示し
私をしてなすべきことをしているにすぎないと言うが
人はその普遍なるあり方に思い致し
生きるということを学び続けるのだろう
何が人生に幸いするのかはさておき
日々において自分がそれらをどう受け止め
縁とするかが
垣根を超えた社会に対する自分というものを
知っていく糧になるだろう
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