のんだくれ/
梅昆布茶
のんだくれ男とやさぐれ女
とぎすまされた場所にはそぐわない
だれも無関心のふりの都会で
新宿で乗り降りするほどの乗客
手を繋ぎたい天使が裏帳簿に記帳されて
探している煙草は違ったポケットに入っている
だいじょうぶ僕はなんとかやっていくから
自分なりのおもしろさを大切にして
ガールズバーのいつもの彼女が
歌舞伎町の寒い真夜中に生足で素敵にアルバイト
とんがった事はないがある意味いま
いちばんとんがっているのかもしれません
戻る
編
削
Point
(13)