ニルヴァーナは死である。/viraj
 
を感じますか?」

私「憎い人を思い出したときなど。」

覚者「いま、昔の憎かった人や出来事が思い浮かびましたが、心は波立ちませんでした。」



彼は、内的な思考が完全に静まっていた。





君が、苦しむのはトラウマのせいだ。



君がやましいと思ってることは、想起されることを止めない。



ニルヴァーナとは、トラウマをほりだし見つめたとき、それが全部消え去ったときに起こる、死、自由である。



そのとき、君は心の赴くままに行動しても、間違ったことをしないだろう。



以上は、体験から語られた、すべての悲しみと苦しみからの卒業論文である。



すべての生きとし生けるものが、物事をありのままに見る強さをもち、涅槃の安らぎに入りますように。
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