たいふう/るるりら
私のメールボックスに詩編をくださった方がいらっしゃいます。今年は災害の多い年でしたが、いつも通っておられる教会も被害をうけておしまいになった方から、一遍の詩が私のメールボックスにとどきました。
たいふう
白鳥美紀
わたしのいっている かみさまのおうち
おおきなまほうのいたずらで
たいせつななかまたちがみんなたおされてしまった
きおくのなくなった ほん
ないている つくえといす
きれいなこえの ピアノが こえがでなくなって
かなしくてかなしくて
うえをみたら
十字架が ぴかりとひかった
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この詩を頂戴して
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