一行詩/
きみのてを
君の幸せを願うことで不幸になる僕は馬鹿だ
宝石みたいな未来が待っていても泥棒は居る
子守唄のような人生はナイフを渇望している
愛されることで溺れる金槌はどこへ行っても
死んでしまった妻の味噌汁を台所で追い求め
繰り返される夜なんてないと投げた石は星屑
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