真夜中はマシンガンのビートで/ホロウ・シカエルボク
 
れがいけないと思ってしまうのは、まともな旋律だったことを思い出してしまうせいなんだ、いまとなっちゃそんなものは関係なくなったんだ、それが理解出来ない連中は最後まで狂ってしまう…まあ、もっとも、俺はこんな御託を並べて遊ぶことが出来るから、余計ややこしい袋小路に入り込んでいるって話もあるけどね―でもまあ、そんなことはどうでもいいんだ、「本当はこうだから」「本当はこうじゃないから」そんなこだわりやプライドが何の役に立つ?俺はこのままだよ、穏やかなキチガイさ、そうして生きてい居ることになんの不都合もないよ…不都合があるとすれば、自分の狂気を認められない連中にはそうかもしれないな、俺のようなものはべらべらと
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