序曲/
もっぷ
さながら粉雪の如くに
枝から離れ舞い落ちる
音もなく
澄んだ気配の中を選びながら
音はなく
さながら春の名残花の如くに
はらはらと風に吹かれながら
音もなく
音はなく
音もなく
音はなく ・・・
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