しのせかい/
秋葉竹
つかれはて
このままいきてゆくほどの
希望もないからしにたくて
しぬのもこわくていきている
だけ。
おれのすむ
このまちじゃ
しびとがへいきではいかいしてるぜ
おれもそろそろそいつらの
なかまになって
しまうだろう
ひとって
そういう
いきものだ
ひとりでうまれて
ひとりでしんで
しんで
なにものこせない
ただ風がふき、
わすれさられる
戻る
編
削
Point
(5)