失恋騒動、勃発中/秋葉竹
《中央》を
突破する恋、選んだの
絶対未練が残らないように
ああ、それで
目の前の世界が音立てて
《冷たく》崩れる未来も知ってる
夜明けには
《たったひとつの》願望が
叶わない夢だと告げられ泣きそう
夏の火の
すべてを滅する聖性で
《淫靡な》夢を、清めてほしいな
白雲の
?に朝焼け色を塗る
わたしの《恋》のそれが結末
雷鳴が
轟く失恋世界でも
負けずに生きると《アイツ》に誓った
風に舞う
儚い恋を守るため
この手をまっすぐ《想い》に伸ばした
わがままを言うわけじゃないの
よく聞いて
《悲しい》朝なら悲しみたいだけ
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