少女A/
もっぷ
、見つからないんです!神さま!
1本も・・・もう1本も残っていないんです・・・
そしてなんだか・・・眠くなってきて・・・
ここは、どこ?今までで一番、安らげる・・・
火を灯せば見ることのできる幻影。
火を灯せば暖かい食卓が見えた。
火を灯せば暖かい家庭が見えた。
火を灯せば・・・それが最後なのに、
最後の火を灯してしまった少女が見た、最後の夢は
それは一体なんだったのか。
けれど少女はもう二度と、語らない、夢見ない、寒くない。
なんて幸せなこと!
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