9月の純心、10月の青空/秋葉竹
 
るくらいの人がいいなとか、
思ってしまいそうになる
出会い、別れて
出会い、別れて
そんな人もいたよなぁって
うつくしい人ではあったけど、とか

神さま(あいつ)の愛って重いからな
ときどき引き剥がしたくなるんだ
君の愛は薄すぎて
汚すことが怖くて仕方がない
もし、汚してしまったら
僕はじぶんを許せなくて
それが怖くてただ笑っていた
でもそれでも怖くて逢えなくなっていった
触れることが、怖かったんだ

ごめん、謝るから。

君を追いかけて
追いついて振り返らせて
謝るからさ
明るい笑顔を見せてよ
騙そうとしたわけではないし
冷たくなったわけでもないんだ
動きはじめた運命の歯車を
僕は止めるから
そんな暗い目をして笑わないでくれ






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