【 メディアの片隅で僕は誓う 】/
豊嶋祐匠
母を支える
新聞少年の
生活も
心地よく
目覚めた
周波数の交じり合う音も
庭鳥が声を失った
あの朝のように
奪い去ってしまうと言うのですか
ITが
表現の
中心になって
僕が
ネットで描く
この詩の世界も
IT肯定
メディア征服の
加担となるなら
ホムペも
ブログも
彼女へ捧げる
メールでさえも
そこには
二度と
愛も涙も、語らない。
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