雨は永遠のように降る/
ホロウ・シカエルボク
いつでもふたつやみっつはつきまとうものさ
でも構わないんだ
どんな下らない言葉でもなにかしらの教訓にはなってくれるから
もちろんそれにはちょっとした
パズルを解くくらいの才能は必要だけれどね
眠くなったから目を閉じたくない
ずっとそんな話をしながら歳をとってきた
明日になったら天然酵母のパンを食って
虚ろな街の中をまた彷徨うことだろう
雨は永遠のように降る
そう思わせるにはどれほどの水が必要なことだろう?
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