罪の意識/坂本瞳子
 
燃ゆる炎を宿したこの翼を
閉じる術を知る由もなく
それでも過ぎてゆく時間(とき)の中で
愛しさや甘美なそれを知りたいと
束の間過ぎったその想いこそが
そもそもの過ちの始まりであった
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