片側の認識/三月雨
 


どこからどこまでが世界なのか
どこからどこまでが僕の意識なのか
どこからどこまでが君と僕 お互いが存在する認識なのか

これを奇跡と言うかもしれない
君になにも届かなくとも

君の笑っているところを
この目で捉えることができたのだから

これが世界に存在する尊い奇跡と言うやつなんだろう



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