時間が斜めに通り過ぎるから/
ふく
何もできない心に
飴をひとつ落とす
何も波立たず
まっさらな時間だけ流れる
ため息が
のどに詰まってざわざわする
てのひらも
寂しくてざわざわとする
天も仰げないほど
わたしの目線は床に刺さってしまった
四角いはこの中で
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