ある日特別/黒髪
そうではないかお前は
いつかはきっと別れるということを
前提に語ろうじゃないかね
いつかきっと巡り合うこと信じても
やっぱり別れることを考えるのは難しいこと
そこだけにさ人が繁栄するための方法がある
だけれども私は感情を指針とした生き方を知らない
ルールを守っていればきっと何かいいことが起きる
そんなのは愚だよきっと
そんな思いに私は一度も陥ったことがない
これはラッキー?
花の名前を覚えよう
永遠ならぬ美のことを
楽しい日々を彩るために
壊されないことが愛の総体
包むことが罪なる夢のはしご
そんなに苦しみの中に飛び込むあなたに向かって
私に言えることは
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