それは、デメキン/秋葉竹
 

滅びという
言葉を使う失恋の
カルフォルニアより青い青空



あたいより
明るい青を空に見て
そんじゃあそれで幸せになれ


ここよりも心揺さぶる真実の
ねじ曲がる意志
ここに捨て去る


失ったものの数だけあすを待つ
最後の最後で
笑うためだぜ

 

忘れたい
気持ちのかたすみ揺れていた
あのね、バカだね、あの子が大好きっ

 

うそみたい
私の心をわかってる
みたいな感じの詩を書く人いて

 
死ぬだとか殺すだとかを簡単な
詩とか言葉で
使う休日



波音が
心の数だけダァダァと
泣いているから和歌山が好き


  
戦争や武器が嫌いで好きなんですとか
恋愛信者で
恋追うこの身さ
 
 

おもしろき
こともなき世をおもしろく
ねぇ知ってるの、するのはデメキン

デメキンて
あだなされてた姉のような
感じの僕の初恋のひと







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