朝/
ミナト 螢
枕は白い
消しゴムのように
青い瞼を
ぼかしてしまうよ
体温だけが
夢から続いて
寝返りを打つ度に
感じている
着替える前の
パジャマが心地よい
差し込む
光の中で笑った
アイツもコイツも
幸せになって
ひとりで生きる
覚悟の強さに
コーヒーの黒い幕を
上げるなら
この世界にまた
挑むつもりだ
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