えんばー4/若乱
 
の無駄死にを続けようと
僕は生ている限り進もうと思うこと
今日、もしかしたらダメだったかも
今日、もしかしたら一歩進めたかもと

部屋中みちみちに詰まった
僕の無知が取り逃した機会の亡骸という
絶望と死の隣に座り

無知は暗闇を手探りながら
なるべく知るために頭を枯らしながら

それであって関係なく確かな
自分に向かい自分のできることを
間違わない、最大のあやまちを

頑張り方が分からない

2019/1/25


もっとずっと話がしたい
木枯らしが巻き上げて
刹那積もった落ち葉の様な
儚い時間が愛おしい

僕らはいつか忘れてしまうのだろうか

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