清潔な皮に切れ目を入れて引き剥がしたらそいつは立派な肥溜だったよ/ホロウ・シカエルボク
 
出るのは守ることを知らないって告白してるようなもんさ、恥ずかしいんなら口を閉じて、課題図書でも読んでみることだよ、駄々をこねてもお前のスキルがあがることなんか一生ないぜ

シニカルさやニヒルさや、ちょっと懐かしいゼロ・ゼネレイション
要は一歩後ろに下がって、恥かかない為の秘策でしょ?
ちょっと変わったことに手を出して、笑われるのが怖いだけでしょ
勇気がないなら勇気がないって、いっそ宣言しちゃえばどうだい
他人に誇るようなアイデンティティ、ひとつもないってバラしちゃいなよ
貨幣価値みたいなもんを信じてれば確かだって
どうせならいっそのこと、希薄な自分を誇っちまいなよ

寒くなりま
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