裏と表と回転と/そおっと生きる
 
持ち、時に妖しく美しい光を放つのだろう。

摩擦がなくなった瞬間に、速度は恐ろしいまでに上がり、解放され自由になり己だけに一つになったと思うのと同時に全てが終わり0になるんだろう。





正の回転には摩擦はほとんどないんだろう。

それは、調和し静かに穏やかに流れるんだろう。

時につまらないと感じるほどに

ゆっくりと ゆっくりと

無限大を目指して増えていくんだろう




この回転の向きを変えるのは大変なんだろうか

そんなことはないような気がする

個人の中でのそれは

電池の−と+を入れ替えるように

心のスイッチを切り替えられれば

変わるんだと思う

でもそれはたぶんその人自身にしかできないけれど その人だけではできない

そうなると、一気に流れが変わることもあり得るんだろうと思う




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