部屋/
ゴデル
さん触らせて。」
彼女は僕の体を触ってきました
僕はされるがままにしていました
彼女は笑いながら
僕を揉みしだきました
何度も何度も
僕が声を出すと
彼女は僕の声色をまねて
うれしそうにしました
そうしているうちに
夜も明けてきて
部屋それ自体が
定かではなくなっていきました
ゴミの回収車がやってくる頃には
彼女は奇声を挙げながら
消えてしまいました
以上がこの事件の顛末です
身体拘束でなければ良いのですが
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