ハロウィンの夜/秋葉竹
 

ハロウィンに、
魔女の眼をして貴女に逢うわ、
貴女に逢うため空を飛ぶ。


山の貴女のそばがいい、
さいわいあれから一年経つし、
山の貴女に逢いたいな、
さいわい今日は晴れてるし。

いままで逢えずに生きてきて、
絶望なんかは無視したよ。
どんなに悲しい日常も、
ちゃんと受け止め泳いでた。

義務も権利も知らないや、
あたし貴女が好きなだけ。
見栄も虚飾もいらないや、
まっすぐ目をみて話したい。

ねぇおいでよと誘われて、
貴女に逢いに行かないと、
魔女の沽券にかかわるし、
そうじゃなくてもただ逢いたい。

ねぇおいでよと誘われて、
貴女
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