せんろのうえを/
馬野ミキ
もが、
ながれていく
おれたちってば しっぱいばかり
なにひとつ うまくいったためしなんか ありしゃしなかった
けれどおちこむじかんなんてないぜ
ともよ、さいこうのじまんばなしをきかせてくれ
おれはそれは かなうとおもうよとか わらって しんじていないけれど
しんじたいと おもっているよ あさが
あさがくる
でっぱつだ
しらないまちへ
しらないまちへ
しらないまちへ
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