ゆげ/
はるな
つめたい身体をおしあてて
かたちを図ろうとしている
空白 不在 「想像上の」
まるで動く点みたいやな
ひとつの過去もゆるせない身体って
そうでないもの を積み上げて
それを見つける
まで
日々は存在するの?
むこうでゆげがあがっている
あるのだ
熱いなにかが
戻る
編
削
Point
(3)