天災は忘れたころに/あおいみつる
眠れない街よ
興奮と快楽と 女と男
何処で眠るのか いつ眠るのか
しでかした過ちの代価は 病と牢獄へ
叫んでも 償っても
因果応報 神の裁きは免れぬ
脳が沸騰して闇夜に消える
天災は忘れたころに
獣のように眠り
獣のように夢見る
刺激がなければ安定がない
静かな夜は狂気
潰されて捏ね繰り回される脳内
革命と破滅
憐みのなか今夜も眠る
君がいなければ
死ぬしかなかった
ごめん ごめん 辛い思いさせて
闇を抱いて眠る
いいから眠るんだ
とにかく眠るんだ
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