線香花火と自由の星/秋葉竹
 

僕らがきかされた
歌のやさしい結末を
たえまない線香花火の香りが
明日へいざなってくれる

誰も地面に灯る明かりを愛しげに
みおろしているのは
「そこにはみるべき花火があるだろう?」
というちょっと傲慢な主張に
目も合わせずうなずいてしまったからか?

詩を、
食べることができたらなぁ。

僕は、夜空みあげる自称三流詩人の
はしくれの、お笑い芸人もどきと
名乗ることができるのに。

いや、詩を
飲み干せるくらいのほうがいいのかも?
(それは、いいんだろうけど、
(でも、僕のじゃ、悪酔いしそうだって!
(とても、笑ってもらえないや

顔を見合
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