愛の始まり/まみ
 

愛を持った人は沢山いるのです

誰かは愛は身勝手なものというでしょう

体を合わせるのも愛でしょう

身代わりになるのも愛からのときもあります

ただ黙し聞き入れる愛もあります

待ち続ける愛も


しかし華やかなネオンと違い
愛を持つ人は自分のものにはならないのです

きっと太陽や月や星が欲しいと願うようには
自分の腕の中に降りて来ないでしょう

出来うるだけ
見守り
耐えて
妬まず
許しあう

愛はそこから始まるのではないでしょうか





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