障がい者と呼ばれて/
八木ヒロマサ
もっとゆっくり話しを
聴いてほしい
もっと心に耳をかたむけてほしい
押さえ付けて、黙らさないで
抹殺しないで、縛り付けないで
同じような目線で
かすかでもいいから
心の琴線に触れてほしいのです
わたしたち心身障がい者の
魂の声に
怖がらずに、
異質なものを見るような
目でみないで、わたしたちだって
傷つくし、嬉しいときは
喜びを人一倍、共有したいのです
支える側と支えられる側の
垣根を越えて。
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