吟遊詩人と多様性/TASKE
 
朦朧とした意識で右も左もわからぬ中
手探り状態で旅して回る
それでも輝き失わなかった
ギンギンギラギラ吟遊詩人

小型キーボードをソフトケースに入れて
肩に掛けて鞄とかの荷物と歩んだ日々
独自のコード進行、鍵盤押さえっぱなし演奏
その日のお客に不協和音と呼ばれながらも
音の多様性への理解を求めて戦い続けた
ライブハウスやストリート
放浪の旅、流離の青春18きっぷ

フラッシュバックの開かずの踏切、警報機が鳴り止まぬ中
世間と言う冷たい電車が当たり前のように
大人達に敷かれたレールを通り過ぎて行く

機能不全家庭、機能不全社会と言う取り巻きの中でで生まれ育ち
徐々
[次のページ]
戻る   Point(0)