ソレガミライ/
秋葉竹
なにも持たなくてよい
さまよえるあのころの
忘れられない絶望さえ
むねのおくに刻み込み
あすを夢見ない現実を
わきまえているだけで
そのまま生きてゆくと
だれにすがることなく
かみにちかうことなく
さらけだしたおのれに
ただおのれのこころに
誓うという未来だけを
持つのだソレガミライ
戻る
編
削
Point
(1)