ソレガミライ/秋葉竹
 


なにも持たなくてよい
さまよえるあのころの
忘れられない絶望さえ
むねのおくに刻み込み
あすを夢見ない現実を
わきまえているだけで
そのまま生きてゆくと
だれにすがることなく
かみにちかうことなく
さらけだしたおのれに
ただおのれのこころに
誓うという未来だけを
持つのだソレガミライ
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