その解像度の荒さでは読めないだろうと/
ねなぎ
音なのだろう
信号
認識されない信号
信号が明滅するのは
危機感を喚起させようと
必死に
視覚に訴えて
変換されて
不連続に
連続に
断続的に
鳴っているのは信号の音
そして角膜を撫ぞる音の
不連続に信号する認識
読めるのならば呼んでみれば良い
その行間に埋められた感情まで
読めると言うのに
空気が読めない
空気は媒体であり
信号では無いので読む事は無い
伝達経路の一手段という認識
明滅する活字が降っている
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