至純の。/秋葉竹
 

ぼんやりと希望の光が眩しくて
何度か眼を逸らしたので
まるで世界が悪夢のようで。

一生があまりにもなごり惜しくて
むかしから闘う虎になりたくて。

ほんの一瞬 明るい未来が見えて
あたし、忘れないための無くならない調査をするわ。

そして天使の誘惑に心から乗っかって、
笑うわ。寂しさを祝福してほしいのって。

そして悲しみの天使の囁き声は
あたしの魂を縛り付ける。死ぬまで彷徨うのね。

足をさすりながら 世界との約束をなんどもみた。

どこまで行けばいいのか 小さな事故が
心の数だけ曖昧にする世界の終わりを信じず。

あの夜 赤い月の
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