山積みのガラクタが星になったら/竜門勇気
まばゆい光と僕は共にあった
昼の光は邪悪で不純
見つかったあとで考える
なくした理由と
探さなかった理由
世界はいつも不穏で汚い
ここで生まれた僕らの矛盾
消える理由と存在の間で
昼の光は
昼の光は
なんて陰鬱な影を落とすんだ!
存在理由と踊ろう
踊ろうよ
何処にもいけなくなるまで
夕暮れが終わるまで
存在理由と踊ろう
戻ろうよ
その願いがうそになるまで
葬列が続く混在の昨夜
山積みの何かを
部屋に飼ってるんだ
奴らが語る寝言を聞いてる
どの夜も消えてはいた
薄汚れた光が指す間に間に
宝の地図は光明で独裁
どっちかっぽいけど
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)