女の走り書き/藤沢
 
の匂いが染み付いた髪の毛を揺らして
ぬるい世界に包まれて心地いいなんてださい

夜はもっと特別だった

未だに収まるの事ない、酔い、余韻
言葉とか 仕草に期待して見てる私 シカトすんだ
最終電車が行っちゃうから
その前に挨拶くらいはしなきゃね
大事なことも特別なことも言えないままで
行っちゃうのはなんかずるいね
ハンドメイドのお守り

嫉妬 叱咤

白線の内側の内側の内側から 人混みまで

今の自分に対する不満とか
将来に対する不安とか
ありきたりで誰もが考えることを考える
生産性もない

週休2日の安定より
わざと君とシフト合わすバイトのが楽しい

ネクタイ緩めてないで私の一言くらいに耳を貸して
適当なこと正しいみたいに意味ないしもう黙ってて
人生の罠なんてどこにあるか分からないよね
明日バイバイだったらそうじゃんだってそう

毎日映画、新しいのと古いのひとつづつ観る生活
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