愛に、行くから。/秋葉竹
 
そのレモン。
絵画のようなフルーツにまじり
仏頂面でそこにいた。

寂しさの、
数だけレモンをかじっても
泣きはしないさ、酸っぱい顔する。

夜空には、
震える無数の星があり
地上に降りて遊びたがってる。

自転車を、
こいで風切り 純愛も
切っておくれよ 月 見て走った。

冷酒飲み、
焼き鳥イッポン食べた夜
トリビア的な話をしようか?



街あかり。
貴女を一晩 泣いて捜したのは、
クリスマスイブまであと3日だった。



その聖夜、
あなたの声を聞きたくて、
覆したい この世のすべてを。

ねー昔、
真っ赤なマフ
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