日曜日のブルース/マリア・ブルー
 
明日私はあるだけありがたい仕事の内部をかき回すように箒で掃き清め、
月曜から火曜に駒を進めるのだろう。内心もう面倒で、始業5分前にしか到着が出来ない。
遅刻する日も無断欠勤する日もそう遠くないような気がしていて怖い。
私には恋人が居り、でも恋人は社会の底辺で生きる、
私のように不遇であるから、親が結婚を認めてくれない。
青のクレヨンと、白のクレヨンがアスファルトの上に落ちている。
誰か明日を笑いで埋め尽くしてくれないか。
月曜日の使者。



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