あらたまししYo-Yo-/狩心
に、ただただ雄大に荘厳で
母の子宮の中にいる胎児の気分で
目を開けると、
戦いと逃避ばかりで
涙が抑え切れない
その波に揺られながら
何度もシを繰り返し
泣きながら必死にやり切ろうとしている私を
母は見てくれているのだろうか
時間と物体に耐える事はできるが
想う心に耐える事ができない
うつむきかけて入ろう
万物のブラックホールに
肩の荷を降ろして
私は自由に飛び跳ねる
途絶える事の無い魂の旅
私と関わった者達が
私と関わって良かったと
思えるように
私は逃げない
ワタシはやり切る
宇宙の果てで父と母の墓標に出会えるその日まで
その時に私は
微笑む事ができるだろうか
一緒に手をとって
踊ってくれないか
私は孤独なのだ
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