主人公だもの/N哉
 
はなく、なければいけません。何故なら、そうだと思っていたし、本来そうであるからです。

そして、この結論でもうひとつ、明らかにすべき点、それは、私が満足する「主人公像」です。このラインまで行ったらー、OK!みたいな。

ちょっと角度を変えましょう。

例えば、今この文章を読んでいるあなたは主人公ですか?モブですか?あなたは主人公です。無自覚でも自覚でも、主人公に変わりありません。それは主観的に主人公でしかありえない、ということです。私にとってはモブ、あなたにとっては主人公、ということになりますね。

では事実上、主人公は逃れようのないことで、では私は何を心配しているのか。それは「主
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